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詳細商品情報

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産業用PoE/PoE+/PoE++ スイッチ

'Extended Temp' Industrial Power-over-Ethernet-Plus-Plus Unmanaged Switch #

SISTP1040-551-LRT

アンマネージド産業用PoE++(PoHにも対応)スイッチ10/100/1000Base-T(RJ-45)×4ポートおよび1ポートだけ10/100/1000のアップリンクポート有(100Mまたは1000M対応SFPオープン・スロットのコンボ)総電力最大360W

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メーカー
ラントロニクス社
保証・保守
5年間・センドバック
製品名称/型番
SISTP1040-551-LRT
寸法/重量
幅62mm×奥行105mm×高さ130mm
電 源
別売:産業用電源(25160など)
製品説明
製品接続例

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本製品は、IEEE 802.3bt、IEEE 802.3at、IEEE 802.3afに準拠したアンマネージド・ギガビット・イーサネット産業用PoE++スイッチです。スイッチは4ポート 10/100/1000Base-T PoE++ RJ-45ポートと1ポート100/1000 デュアル速度 SFP スロットが搭載し、さらに1ポートの 10/100/1000Base-T RJ-45ポートを備えています。各PoE++ポートで同時に最大90ワットを供給でき、DIPスイッチで切替るとPower over HDBaseT(PoH)モード(最大95ワット)にも対応します。SISTP1040-551-LRTは、PoE照明、高出力IPカメラ、デジタル・サイネージに電力を供給するために使用することができます。また、冗長入力電源接続により、-40℃から+75℃の温度範囲で安全かつ信頼性の高い動作を保証いたします。

機能説明
自動MDI/MDI-X

ツイストペア・ケーブル(銅線)のクロス・オーバ接続が必要な場合(または逆)でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。

オートネゴシエーション

1000Base-Tはオ-トネゴシエーションが常に有効です。10/100BASE-TXリンク時に、対向デバイスがフル・デュプレックスに対応している時、802.3xによるフロー制御を有している時のみ、オートネゴシエーションによりリンクします。

PoEおよびPoE+機能

このスイッチはPoE/PDクラス0~8まで対応しており、DIPスイッチの切替により、Power over HDBase-T(PoHモード)にも対応できます。15.4WまでのIEEE802.3af、および34.2WまでのIEEE802.3at、そして標準60W、1ポートあたり最大割当90WまでのIEEE802.3btに準拠しています。全PoEポートの合計が360Wを越えることが出来ません。また、スイット本体の消費電力を加味した容量の電源が必要です。

RJ-45/SFPスロットはコンボ・ポート対応

PoE対応でないRJ-45ポートが1ポート、アップリンク用として利用できますが、SFPスロットのコンボ・ポートであるため、RJ-45とSFPスロットを同時には使用できません。もし、SFPスロットにSFPトランシーバを挿入している時、先にリンク・アップした方が優先されます。

SFPスロット利用時、PSEリンクパススルー機能を選択可能

別売のSFPトランシーバ挿入時、アップリンクポートを監視するPSEリンク・パススルーを有効化することにより、SFPポートのリンクダウンを検知すると、自動的にPoE供給電力をダウンさせることにより、PoE受電デバイスに障害を通知することが出来ます。

SFPスロットで利用可能な通信規格(100BASE-Xについて)

100BASE-FXまたは100BASE-BXが利用可能です。
全二重通信モード時にマルチモード最大2km、シングルモード最大20kmまで伝送でき、上りおよび下りの2本を使用する。光波長としてはマルチモード1300nm、2芯シングルモード1310nmとなっています。1芯WDMではセンター側からリモート側へ下り方向1310nm、上り方向1550nmに統一されています。100BASE-BXの「B」は、Bi-direction(双方向)の略で、1310nmと1550nmの異なる波長の光を用いることで、1芯光ファイバでの通信が可能となっている。伝送距離は10km~最大80kmまであります。また、波長を1490nm/1550nmに拡張した最大120kmの製品もあります。

SFPスロットで利用可能な通信規格(ギガビットSFPについて)

1000BASE-SX、1000BASE-LX、1000BASE-BXをサポートしています。
伝送路として光ファイバケーブルを2芯マルチモードを使用する。符号化方式は8B/10Bを使用する。波長は短波長の850nmが使われる。マルチモード光ファイバはコアおよびクラッド径が50/125μmであれば帯域500MHz/Kmとなるため最大延長550m、62.5/125μmであれば帯域160MHz/Kmとなるため最大延長は220mとなる。また、伝送規格上は1000BASE-LXとして規定されている1300nmの長波を使った拡張マルチモードではコア径に関わらず2kmとなっている。
1000BASE-LXは伝送路として光ファイバケーブルを2芯シングルモードを使用する。符号化方式は8B/10Bを使用する。波長は長波の1310nmが使われ、シングルモードによる最大延長距離は10kmである。また、規格上には定義されていないが、シングルモードの特性を利用し、1550nmの長波で伝送することで最大160kmまで延長することを実現している。
1000BASE-BXの「B」は、Bi-direction(双方向)の略で、センター側からは1490nm、ユーザ側からは1310nmと異なる波長の光を用いることで、光ファイバー1芯での通信が可能となっている。当初の策定された規格では伝送距離10kmで1000BASE-BX10-Dまたは1000BASE-BX10-Uと上りと下りで波長が異なることから名称も変わるようになっている。規格はSFPのものとして次第に拡張され、最大60kmのBX60や、上りのみを1550nmとした最大120km、さらに上りと下りを1590nm/1510nmと長波化されたものまである。いずれも利用する1芯シングルモード光ファイバが持つ特性により距離は減少することがあるので、リンク・バジェットなどから余裕を持って設計しなければならない。

仕様項目 内容
標準 IEEE 802.3、IEEE 802.3u、IEEE 802.3z、IEEE 802.3x、IEEE 802.3p、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、IEEE 802.3bt
寸法 62mm(幅)× 105mm(奥行)× 130mm(高さ)
必要な電源 DC54~57V入力時のみPoE++使用可能(2系統の電源入力ポートがあり、冗長電源構成が可能)
  • 1ポートでもPoE++の規格で給電する機器がある場合は、高い方に合わせること
  • IEEE802.3af:DC48~57Vの範囲で入力する
  • IEEE802.3at:DC51~57Vの範囲で入力する
  • IEEE802.3bt:DC54~57Vの範囲で入力する
PD検出方法 オートセンスによる自動検出でPDクラスを0~8の判定を実施、シグニチャ検出できない場合は、0.1Wずつ試行されるので安全です
動作環境
  • 動作温度:-40℃~+75℃
  • 動作湿度:5%~95%結露無
  • 動作高度:0~3,000m
  • 保管温度:-40℃~+85℃
消費電力
  • 5W(PoE未使用時・未リンク時)
  • 0.5W(RJ-45リンク時/ポート)、1W(SFPリンク時/スロット)
  • 368W(全PoE最大使用時+4ポートリンク時&給電時)+SFP1Wリンク時
通信速度 銅線: 10/100/1000Mbps、光ファイバ: 100/1000Mbps
データ転送能力 8.928Mbps
スイッチング容量 12Gbps
IP保護等級 IP30
安全規格 EN/UL62368-1/CSA C22, EN61010-1/CE, FCC/UL/cUL
EMI規格 EN 55024: 2010+A1: 2015EN 55035: 2017+A11: 2020(IEC 61000-4-2: 2008, IEC 61000-4-3: 2020, IEC 61000-4-4: 2012、IEC 61000-4-5: 2014+A1: 2017, IEC 61000-4-6:2013+COR1: 2015, IEC 61000-4-8: 2009, IEC 61000-4-11:2020)
保証期間 5年
LED表示機能
  • P1 (電源1): 点灯 = プライマリ電源接続時
  • P2 (電源2): 点灯 = バックアップ電源接続時
  • ALM(アラーム)時: 点灯 = アラーム設定内容に依存または電源異常検知時
  • RJ-45 Link/Act :点灯 = 100M橙/1000M緑 リンク時、10Mリンク時または未リンク時は消灯
  • RJ-45 PoE :琥珀色点灯 = PoEまたはPoE+給電時、緑点灯 = PoE++給電時、赤点灯 = PoE-PD給電失敗検知または短絡/過電流/過温度の異常検知時、消灯 = 未給電時
  • SFP Link/Act :点灯 = リンク時、ミリンクおよび未挿入時は消灯、1Gポート速度確立時:点灯
DIPスイッチ
  • DIP-SW#1:電源二重化構成アラームの有効/無効(有効時二重化NGはドライ接点クローズ)
  • DIP-SW#2:ブロードキャストストーム制限の有効/無効
  • DIP-SW#3:ジャンボフレーム対応の有効/無効
  • DIP-SW#4:PoE PoHモードの有効化または802.3btモードの有効化
  • DIP-SW#5:SFPポートリンクの監視の有効/無効(有効時、SFPリンクダウン検知時にPoE電力停止)
オーダー情報/本体&オプション製品型番リスト
製品型番 ポート構成
SISTP1040-551-LRT アンマネージド産業用ギガビット・イーサネットPoE++ スイッチ; (4)10/100/1000base-T PoE++ RJ-45、(1)10/100/1000Base-T RJ-45、または(1)100/1000SFP 空きスロットのいずれか排他動作。DINレール取付および壁取付金具付、電源は別売。
25160 産業用電源 AC90~264V入力対応 DC48~57V 最大480W出力 (-30~+70℃環境対応)
25104 産業用電源 AC90~264V入力対応 DC48~57V 最大240W出力 (-25~+70℃環境対応)PoE++ 60W×3ポート迄になります。本体の消費電力5W~10Wかかり、4ポート分では足りないため。
電源に要求される電力について 4ポートフル給電90W/ポートを使用しながら、残り4ポートは30W/ポートとするか、または2ポートを60W/ポートとして、残り2ポートはPoE給電なしといった構成も可能ですが、給電可能な最大値であるトータル480Wをフルで最大使用するためには、産業用電源25160(480Wモデル)では本体分の消費電力が賄えませんので、+20W(つまり500W)の余裕のある電源ソースに接続する必要があります。電源ソースの直流出力はDC54V以上57V以下が必要です。
オプションSFP/SFP+モジュール
製品型番 製品概要
TN-SFP-LX1T 1000BASE-LX DMI機能付 1310nm (2芯シングルモードLC)[10km] 動作温度拡張モデル(-40℃~+85℃以下同)
TN-GLC-SX-MM-RGD 1000BASE-SX DMI機能付 850nm (2芯マルチモードLC) [550m] 動作温度拡張モデル
TN-GLC-SX-MM-2K-RGD 1000BASE-LX DMI機能付 1300nm (2芯マルチモードLC) [2km] 動作温度拡張モデル
TN-GLC-LHX-SM-RGD 1000BASE-LX DMI機能付 1310nm (2芯シングルモードLC) [40km] 動作温度拡張モデル
TN-SFP-LXB11T 1000BASE-SX 1310nm TX/1550nm RX (1芯シングルモードLC)[10km] 動作温度拡張モデル
TN-SFP-LXB12T 1000BASE-SX 1550nm TX/1310nm RX (1芯シングルモードLC)[10km] 動作温度拡張モデル
TN-GLC-FE-100EX-RGD 100BASE-FX 1310nm (2芯シングルモードLC) [40km] 動作温度拡張モデル
TN-GLC-FE-100LX-RGD 100BASE-FX 1310nm (2芯シングルモードLC) [10km] 動作温度拡張モデル
関連製品リンク
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