製品説明

「M/GE-T-SX-01」または「M/GE-T-SX-01(LC)」は、1000BASE-Tイーサネット銅線と1000BASE-SX2心マルチモード光ファイバ、「M/GE-T-LX-01」は同じく1000BASE-Tイーサネット銅線を1000BASE-LXによる2心シングルモード光ファイバへ変換して伝送するミニチュア・スタンドアロン（単体）のメディアコンバータです。
「M/GE-T-SFP-01」は1000BASE-Xに対応したMSA準拠SFPスロットを搭載した製品で、1000BASE-Tイーサネット銅線から任意のSFPモジュールを挿入することによって1000BASE-SX、1000BASE-LXまたは1心のシングルモードである1000BASE-BXなどへ変換して伝送することができます。
いずれのモデルも、ネットワーク・レイヤー１で動作する低遅延設計のギガビット・イーサネットのリピータ型メディアコンバータで、フレームサイズに制限はありません。M/GE-TSX-01またはM/GE-T-SX-01(LC)は2心マルチモード光ファイバにて最大550m伝送することが可能です。M/GE-T-LX-01は２心シングルモード光ファイバにて最大10kmまで伝送可能です。

ツイストペア・ケーブル（銅線）のリンク時オートネゴシエーション信号により互いの通信規格を確認します。本製品では1000BASE-Tのため、オートネゴシエーションが動作します。更に、クロス接続が必要な場合（または逆）でもケーブル結線を変更することなく接続可能です。

透過リンクパススルー機能は、エンド・デバイスとの銅線リンクが失われた時、リンクが失われたことを対向先に通知する障害伝播機能です。一方の銅線ポートのリンクがダウンすると、光ファイバのTXポートからフォルト信号を出力し、対向先の銅線ポートを切断します。
この機能により、片方の銅線ポートがリンクダウンした時、対向の銅線ポートは一旦リンクが切断されますが、自動リンク回復機能により、再接続されリンクアップします。光ファイバ・ポート上で永続的なリンクがある限り、銅線ポート側のLEDは点灯し続けます。

オートネゴシエーションおよび透過リンクパススルーが両対向で有効であっても、リンクが喪失している時、メディアコンバータは自動的にリンクの再確立を試みます。

この製品はネットワーク・レイヤー１で動作するメディアコンバータのため、MACテーブル持っていません。フレームサイズはジャンボ・フレームに対応しており、最大13,312バイトです。

• ・100mまでのツイストペア1000Base-Tを2km マルチモードに変換する場合は、次の組合わせで変換できます。

  M/GE-T-SFP-01 ＋ TN-SFP-SX-MM-2K

  対向で構成することにより、ツイストペア・ケーブルに戻すことが可能です。

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