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2026年10月02日

株式会社ピーエスアイ

生成AIで「攻撃の準備と実行」が高速化する時代、企業が見直すべき初動体制

攻撃の勝負軸が「巧妙さ」から「スピード」に広がっている

生成AIの普及は業務効率化だけでなく、攻撃者の作業効率も押し上げます。準備から侵入、窃取までの時間が短くなる点は見逃せません。

従来は人手で時間がかかっていた工程が、自動生成や探索の連続実行で圧縮されます。結果として、防御側が気付いて判断する余裕が減ります。

特に経営層が意識すべきは、被害の大小よりも意思決定の猶予が縮むことです。検知や封じ込めの遅れが、そのまま損失に直結しやすくなります。

フロンティアAIが支援する攻撃プロセスの短時間化とは

海外大手セキュリティ企業の分析では、ラボ環境の検証として、初期侵入からデータ流出までの一連の流れが大幅に短縮され得ると示されています。

脆弱性探索、攻撃コード生成、侵入後の横展開(社内での侵害範囲拡大)や窃取まで、個々の作業がつながることで「攻撃完了まで」が早まります。

また、軽微に見える弱点を組み合わせて重大な侵害に発展させる発想もAIが支援します。単発の対策だけでは追いつかない構造的な課題が残ります。

検知の遅れを生む「ログのサイロ化」と、初動短縮の実務ポイント

攻撃が高速化するほど、検知・初動・封じ込めの各段階を短くする必要があります。多くの組織で障壁になるのが、ログや監視の分断です。

端末、クラウド、認証基盤などのログが別々に管理されると、相関分析に時間がかかります。結果として、兆候が残っていてもリアルタイム対応が遅れます。

実務面では、誰がアラートを受け、誰が判断し、誰が止めるかを平時に確定させます。加えて、隔離やアカウント停止の手順を短い形で整備します。

また、夜間休日を含む連絡体制と権限移譲の設計が重要です。判断待ちが数十分発生するだけで、被害の範囲が広がる前提で備える必要があります。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは、攻撃の高速化を前提に「多層防御」と「初動短縮」を両輪で捉える考え方を推奨します。

具体的には、ゼロトラストの発想で権限を最小化し、ネットワークを適切にセグメンテーションして横展開の速度を抑えることが重要です。

さらに、ログの統合や監視の一元化を通じて可視性を高め、プレイブックと訓練で意思決定の迷いを減らすことが、現実的な耐性向上につながります。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

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