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2026年6月22日

株式会社ピーエスアイ

生成AI時代のサイバー攻撃を想定した点検が重要になる理由と備え

生成AIの普及で「だまし」と「横展開」が加速する

生成AIは業務の生産性を高める一方、攻撃者の準備工数も下げます。結果として、低コストで精度の高い攻撃が増えやすい状況です。

特にメールやチャットを起点にした侵入は、文面の自然さが増し見破りにくくなります。従来の不自然な日本語を手掛かりにした対策は限界が出ます。

社会機能に直結する医療・重要インフラ・行政領域では、単発の導入対策だけでは不十分です。平時の点検と演習で、実効性を継続的に高める必要があります。

国内行政機関が「攻撃想定」と「点検」を重視する背景

サイバー防御はツール導入だけでは機能しません。ログ取得、検知、初動判断、連携、復旧までが一体で回って初めて被害を抑えられます

生成AIの悪用は変化が速く、現場対応が属人的になりがちです。事前にシナリオを定め、遮断権限や報告経路を明確にすることが重要です。

また、医療・交通・エネルギーなどは一組織の被害が連鎖し得ます。委託先やクラウド、サプライチェーンを含めた点検が求められます。

企業が優先して見直すべき防御と点検の観点

AI対策として新製品を追加する前に、既存統制の強化が効果的です。なりすましが前提となるため、本人確認と承認プロセスの再設計が欠かせません

送金・口座変更・権限付与・設定変更は、メールやチャットのみで完結させません。別経路での確認や複数人承認を標準化し、例外処理のルールも明文化します。

侵入の入口は今もメールと認証が中心です。多要素認証、特権ID分離、条件付きアクセス、端末パッチ、スクリプト制限など基礎の徹底が費用対効果を高めます。

加えて、ログは「取れている」だけでなく「追える」設計が重要です。クラウド、認証基盤、端末、ネットワークを相関でき、保全期間と検索性を担保します。

委託先経由の侵入も現実的です。リモートアクセス条件、権限最小化、ログ提供、インシデント連絡義務を契約と運用に組み込み、共同演習まで設計します。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは多層防御を前提に「侵入をゼロにする」よりも、侵入後の被害限定と復旧力の強化を重視すべきと考えます。

生成AIで巧妙化するなりすましに備え、ゼロトラストの考え方で本人確認と権限管理を再設計し、重要資産はセグメンテーションで分離することが有効です。

さらに、点検と演習を定期的に回し、検知から初動、復旧までのボトルネックを潰すことが重要です。技術・運用・人の対応を一体で鍛えることが、実効性を高めます。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

報道関係者様からのお問合せ先

株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp