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2026年5月26日

株式会社ピーエスアイ

サイバー攻撃と偽情報が同時に起きる時代に必要な危機対応体制とは

複合的な脅威が「技術」だけでは止められなくなっている

サイバー攻撃は高度化し、重要インフラや地域サービスにも波及します。単発の侵害ではなく、業務停止を狙う局面が増えています

同時に偽情報・誤情報がSNSで拡散し、企業や自治体の判断を揺さぶります。生成AIにより、見分けにくい情報が量産されやすくなりました。

攻撃はデジタル空間に留まらず、現実の混乱や復旧遅延を誘発します。経営としては、技術対策と意思決定の速さを一体で捉える必要があります。

国内行政機関で議論される「情報の集約」と省庁横断の判断

近年、国内行政機関では、サイバー攻撃や偽情報拡散に備える新たな枠組みが議論されています。分散した情報を束ね、状況認識を揃える考え方です。

サイバー関連の兆候情報は、治安、外交、防衛、通信行政、重要インフラ所管などに分かれがちです。偽情報も災害対応や選挙、広報など多方面に関わります

重大インシデントでは「誰が判断するか」が遅延要因になります。横断的な調整を制度として回すことで、対応速度の底上げが期待されています

期待と懸念が同居する論点:権限設計、透明性、官民共有

情報の集約は早期検知や被害拡大防止に資する一方、設計を誤ると不信を招きます。特にプライバシーや通信の秘密への配慮は不可欠です。

偽情報対策は表現の自由に近接します。定義や判断主体、手続きの透明性が曖昧だと、過度な抑制と受け取られるリスクが高まります。

官民の情報共有が進むほど、漏えいリスクや誤共有による混乱も増えます。共有範囲、匿名化、保管期間、監査と責任分界の設計が鍵になります。

企業・自治体側も「国の議論待ち」ではなく、次の準備が現実的です。

  • 指揮系統と初動手順(隔離・証拠保全・外部連絡・公表判断)を文書化し訓練する
  • 重要ログ(認証基盤、クラウド管理操作、主要サーバー)を確実に取得し、検知運用を回す
  • 公式アカウントの多要素認証や権限管理、緊急時の発表テンプレートを整備する

これらは、ランサムウェアや認証情報窃取、サプライチェーン侵害といった典型手口に対し、被害の「止血」と説明責任を両立させる土台になります。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは、サイバーと情報空間の脅威を「複合危機」として捉えることを推奨します。単一の対策ではなく、多層防御を前提に設計する考え方が重要です。

あわせて、ゼロトラストの発想でアクセスを最小化し、ログによる検知と追跡性を高めます。平時の演習と手順整備が、危機時の意思決定速度を左右します。

さらに、ネットワークのセグメンテーションや権限分離により、侵害の横展開を抑えます。技術・運用・広報を一体で整備し、レジリエンスを高めることが要点です。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

報道関係者様からのお問合せ先

株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp