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2026年5月25日

株式会社ピーエスアイ

AI悪用で加速する攻撃チェーンに備える:脆弱性管理と初動対応の再設計

AI時代に「攻撃の速度」が経営リスクになる

生成AIの普及により、攻撃者の作業が高速化しやすい局面に入りました。新手法の登場より、既存工程の量産が現実的な脅威です。

脆弱性探索やフィッシング作成、侵入後の横展開といった工程が、より低コストに回ると、同時多発の被害が増えやすくなります。

この状況では、侵入を前提に「早く気づき、早く直す」運用力が重要です。対策は技術だけでなく、意思決定の速さも問われます

国内行政機関の方針が示す「早期発見・封じ込め」への転換

国内行政機関は、AI悪用への備えとして、脆弱性の早期発見と対処を重視する枠組みを打ち出しました。防御の前倒しを社会全体で促す狙いです。

ポイントは、AIを守るだけでなく、AIを防御にも使う前提が明確になった点です。検知、修正、展開までの時間短縮が政策課題になりつつあります

攻撃者が公開情報から弱点を推定し、PoC(検証コード)作成を反復する流れが速まれば、公開から悪用までの猶予は短くなります

企業が見直すべき実務:資産・パッチ・ログの三点セット

脆弱性対応の起点は資産の把握です。外部公開資産、クラウド設定、委託先経路まで含め、攻撃面(アタックサーフェス)を継続的に可視化します。

次に、パッチ運用の遅さを例外で済ませないことが重要です。業務影響評価と段階展開、ロールバック前提の手順を整え、適用までの目標時間を持ちます

生成AIの業務利用が進むほど、入力データの扱いと利用ルールが必要です。加えて、誰が何を送ったかの記録方針を整え、追跡性を確保します。

また、防御へのAI活用は効果が出やすい工程から始めます。脆弱性情報の整理、アラートの文脈化、教育の最適化などは導入余地が大きい領域です。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは、AI時代の防御は「多層防御」と「運用の高速化」を同時に進める考え方が重要だと捉えています。

特に、資産の可視化、脆弱性管理、ログによる追跡性を軸に、ゼロトラストの前提で境界と権限を細かく分け、被害の局所化を目指します

官民連携の流れが強まるほど、企業側は平時の手順と責任分界を明確にし、検知から復旧までを繰り返し改善できる体制を整えることが要点です。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

報道関係者様からのお問合せ先

株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp