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2026年9月14日

株式会社ピーエスアイ

macOSの画面共有に潜む認証バイパス脆弱性とリモート管理の見直しポイント

遠隔操作機能を狙う脆弱性が業務端末リスクに直結

国内の調整機関が、macOSの画面共有機能における認証不備を公表しました。資格情報なしで認証を通過する可能性があり、早期確認が重要です。

画面共有は、端末の画面表示や操作を遠隔から行えるため、ひとたび悪用されると情報閲覧や不正操作に直結しやすい点が特徴です。

とくに在宅勤務や委託先対応で遠隔管理を使う企業では、到達経路の管理と更新適用の遅れが重なると、被害の現実味が増します

画面共有の認証状態管理の欠陥(CVE-2026-65400)の概要

問題はCVE-2026-65400として整理されており、認証処理の状態管理の欠陥により、正当なユーザー名やパスワードなしでも認証を通過し得ます

攻撃者はネットワーク経由で画面共有サービスへ接続し、認証バイパスを狙うとされます。画面共有が有効で、かつ到達可能な構成が前提です。

画面共有は一般にTCP 5900番ポートなどを利用します。インターネット公開や広いセグメントでの露出があると、探索・悪用のリスクが高まります

技術的な詳細は、ベンダーや関連機関が公開する資料の参照が推奨されています。まずは自組織での該当機能の利用実態を把握することが要点です。

想定影響と、優先度を付けた現実的な対策

悪用された場合、想定しない遠隔操作や画面上の情報閲覧、端末内データへのアクセスにつながるおそれがあります。認証依存の前提が崩れる点が重要です。

修正はベンダーのアップデートで提供され、macOS Tahoe 26.6.1、macOS Sequoia 15.7.9、macOS Sonoma 14.8.9で修正済みとされています。

更新適用と並行して、不要な端末では画面共有や遠隔管理を無効化し、必要な端末でも利用者・目的・期間を明確にして攻撃対象領域を縮小します。

到達性の最小化も有効です。インターネットから直接到達する構成を避け、社内網やVPNなど限定経路に絞り、関連ポート公開の有無を確認します。

運用面では、管理者権限の最小化、不要アカウントの無効化、共有IDの回避が基本です。加えてログ確認で不審な接続や操作痕跡の点検が重要です。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは、遠隔管理は利便性が高い一方で侵入経路にもなり得るため、多層防御の前提で設計することを推奨します。

具体的には、資産と機能の棚卸しを起点に、不要な露出の削減、到達経路の制限、権限の最小化を組み合わせて、攻撃の成立条件を減らします

さらに、脆弱性管理(更新適用の継続)と監視の強化をセットで運用し、ゼロトラストやセグメンテーションの考え方で影響範囲を局所化します。

参考:公式情報・アドバイザリ

上記は本記事に関連する公式セキュリティ情報です。詳細は各機関の公式サイトをご確認ください。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

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