PSI CyberSecurity Insight
2026年8月17日
株式会社ピーエスアイ
中小企業の不審アクセス対応に学ぶ、先手のサイバー備えと訓練の要点
中小企業にも現実化する「止まる」リスク
サイバー攻撃は大企業だけの問題ではなくなりました。地域の中小企業でも、不審アクセスを契機に対策を急ぐ動きが広がっています。
特に経営層にとっては、情報漏えいだけでなく業務停止の影響が重要です。復旧の長期化は、受注や信用にも直結し得ます。
一方で攻撃手法の特定や被害額の算定は、初動の段階では難しいこともあります。だからこそ、平時の備えが結果を左右します。
地方の中小企業で起きた不審アクセスと初動のポイント
国内の中小企業で、社内システムへの不審なアクセスが確認されました。対応として一時的にネットワークを遮断し、被害拡大を抑えています。
現時点で顧客情報の流出など重大な被害は確認されていないとされています。ただし、攻撃の具体的手口や侵入経路は記事上で明示されていません。
このような場面では、遮断判断の速さが被害を分けます。同時に、遮断後に何を確認するかの手順が未整備だと復旧が遅れます。

更新・訓練・外部連携で差がつく実務的な対策
今回の事例では、専門機関と連携しながらシステム更新や訓練を進めています。中小企業では、実行可能な範囲での積み上げが現実的です。
技術面では、端末とサーバの更新、セキュリティ対策の適用状況の可視化、バックアップの定期検証が基本になります。特にバックアップは復旧手段として実効性が問われます。
運用面では、通報・遮断・調査・復旧の流れを簡潔に決めておくことが重要です。年1回でも机上訓練を行い、判断の属人化を減らします。
まとめ
ネットワークベンダーとして、PSIでは多層防御の考え方に基づき、侵入を前提に「止めない・広げない・戻す」を意識した設計を推奨します。
あわせてゼロトラストの観点で、利用者・端末・通信を継続的に確認し、権限を最小化することで横展開のリスクを抑えやすくなります。
最後に、セグメンテーションにより重要系と業務系を分離し、万一の際の影響範囲を限定します。平時の訓練と点検が、初動の品質を底上げします。
会社概要
社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング
報道関係者様からのお問合せ先
株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp