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2026年5月20日

株式会社ピーエスアイ

家庭・中小企業にも広がる多端末時代の脅威と継続監視の重要性

多端末化で「家庭のセキュリティ」が経営課題に近づく

家庭のデジタル環境は、PCだけで完結しない構成が一般的です。スマホやタブレット、学習端末、スマートTVまで接続が広がります。

この状況は、在宅勤務や個人端末の業務利用がある企業にも重なります。家庭側の弱点が、業務アカウント侵害の入口になり得る点が大きなリスクです。

攻撃者は「防御が薄く、資産が集まる場所」を狙います。家庭には決済情報や各種IDが集約され、金銭化しやすい点が特徴です。

家庭環境を狙う攻撃の実態と、24時間解析が持つ意味

近年の主戦場は、マルウェア感染だけではありません。フィッシングや不正ログインなど、だましや認証の突破で被害が起きます

フィッシングは短期間で文面やドメインを変え、広告経由の誘導も頻繁に更新されます。数時間から数日単位で手口が入れ替わるのが現実です。

そのため、継続監視で脅威を追跡し、検知ルールへ素早く反映する体制が重要です。指標(IOC)だけでなく手順(TTP)の把握が鍵となります。

また、端末が増えるほど管理が分散し、更新停止や保護無効化を見逃しやすくなります。統合的に状態を可視化する考え方が効果的です。

被害を抑えるために企業が押さえるべき防御レイヤー

Web誘導対策では、URLのリスト型防御だけでは追いつきません。ページの特徴やリダイレクト構造など複合的な判定が求められます。

ランサムウェア対策は、未知の亜種を前提に設計します。暗号化などの異常挙動を早期に検知し、遮断と復旧を意識することが重要です。

ネットワーク面では、家庭用ルーターや小規模拠点の機器が単一障害点になりがちです。更新、強固な管理パスワード、不要な遠隔管理の停止が基本です。

運用面では、認証を厚くする施策が即効性を持ちます。MFAの徹底、使い回し防止、自動更新を止めない運用が現実的です。

まとめ

ネットワークベンダーとして、PSIでは多端末・多拠点化を前提に、単一対策に依存しない多層防御の設計を推奨します。

あわせて、ゼロトラストの考え方に基づき、認証強化と継続的な監視・改善のサイクルを回すことが、被害の最小化につながります。

さらに、セグメンテーションにより侵入後の横展開を抑え、復旧を見据えたバックアップと運用ルールを整えることが重要です。

会社概要

社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング

報道関係者様からのお問合せ先

株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp