PSI CyberSecurity Insight
2026年3月16日
株式会社ピーエスアイ
初期侵入の主戦場が「脆弱性」から「認証情報」へシフト、ID・パスワードが最大の攻撃面に
導入
最新の調査によると、サイバー攻撃の初期侵入手口が「脆弱性悪用」から「認証情報の窃取・悪用」へ明確にシフトしています。
攻撃者は技術的な脆弱性を探すよりも、「鍵を壊す」より「鍵を盗む」方が効率的だと判断しています。
VPN機器やクラウドサービスなど、外部公開された認証ポイントが企業防御の最前線となりました。
この変化により、企業のセキュリティ対策重点を「境界防御」から「アイデンティティ保護」へシフトする必要があります。
詳細な説明
典型的な手口は、過去の情報漏えいで流出したID・パスワードを使い回す「クレデンシャルスタッフィング」です。
複数サービスへの不正ログインを試みる「パスワードスプレー攻撃」も急増しています。
さらに多要素認証の通知を大量送信する「MFA疲労攻撃」で、追加認証すら突破する手法が確立されました。
一度正規認証情報を入手すれば、ファイアウォールやIDS/IPSを完全回避できるため最も効率的な侵入経路です。
影響と対策
認証突破による侵入は「正規ユーザー」として記録され、異常検知が困難で発見が大幅に遅れます。
侵入後は内部ネットワークを自由に探索でき、機密情報窃取やランサムウェア展開が短時間で実行されます。
対策として全システムへの多要素認証導入が最優先で、特に外部公開認証ポイントは必須です。
FIDO2などフィッシング耐性のある認証技術と、振る舞い検知による継続的な本人確認も重要です。

まとめ
ネットワークベンダーとして、PSIでは「アイデンティティが新しい境界線」という認識を重視しています。
ゼロトラストアーキテクチャに基づき、すべてのアクセスを継続的に検証するネットワーク設計が効果的です。
認証ログとネットワークログを相関分析し、異常なログインパターンを早期検知する仕組みも不可欠です。
「強固な境界防御」から「厳格なアイデンティティ管理」への転換が、現代脅威への対抗策となります。
会社概要
社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング
報道関係者様からのお問合せ先
株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp