PSI CyberSecurity Insight
2026年3月13日
株式会社ピーエスアイ
日本産業衛生学会へのサイバー攻撃、海外からの大量アクセスでサーバー停止──学術団体も標的になる現実
導入
日本産業衛生学会のWebサーバーが海外からの大量アクセス攻撃を受け、サービス停止に追い込まれる事態が発生しました。
DDoS(分散サービス拒否)攻撃と呼ばれるこの手法は、サーバーリソースを枯渇させて正規利用者のアクセスを妨害します。
学術団体や専門職団体は営利企業に比べセキュリティ投資が限定的で、攻撃者にとって「狙いやすい標的」となっています。
会員情報や学術データを扱う団体のシステム停止は、専門家コミュニティ全体の活動に支障をきたす深刻な問題です。
詳細な説明
攻撃は海外の複数IPアドレスから同時に大量のアクセスリクエストが送信される典型的なDDoS攻撃でした。
ボットネットを悪用した世界規模の攻撃により、サーバーの処理能力を超える負荷がかかりました。
学会のような非営利団体は専任のIT担当者が不在のケースが多く、攻撃検知から復旧までに長時間を要します。
正規の会員や研究者がWebサイトや会員専用ページにアクセスできない状態が長期間継続しました。
影響と対策
学会サイトの停止は学術情報の発信停止、会員サービスの中断、学会運営業務の遅延など多方面に影響を及ぼします。
特に学会誌の電子版アクセスや研究発表の申込システムが使えないことは、学術活動全体の停滞につながります。
対策としてDDoS防御サービスの導入が最も効果的で、クラウド型の防御サービスなら比較的低コストで実現可能です。
さらにCDN活用による負荷分散、海外IPからのアクセス制限、バックアップサイトの準備も重要です。

まとめ
ネットワークベンダーとして、PSIでは「公開サーバーは常に攻撃にさらされている」という前提での設計を推奨します。
上流での異常トラフィック遮断と、CDNやクラウド型DDoS防御サービスの組み合わせが効果的です。
限られた予算でも多層防御を実現し、万が一のダウン時に備えた迅速な復旧手順の策定も不可欠です。
「攻撃されないだろう」ではなく「攻撃されても止まらない」設計への転換が、あらゆる組織に求められています。
会社概要
社名:株式会社ピーエスアイ(PSI)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目5-3 建成新宿ビル4階
設立:1994年
TEL:03-3357-9980
FAX:03-5360-4488
URL:https://www.psi.co.jp
事業内容:サイバーセキュリティ製品の販売および導入支援、運用サポート、ITコンサルティング
報道関係者様からのお問合せ先
株式会社ピーエスアイ
広報担当:内藤
電話番号:(03)3357-9980
Eメールアドレス:psi-press@psi.co.jp