光ファイバ関連検査器・測定器
VIAVI
FBP-P5000i
USB接続デジタル自動分析機能付光ファイバ端面マイクロスコープFBP-P5000i
メーカー
製品名称/型番
FBP-P5000i
寸法/重量
握り部分 約44mm球状、全長140mm
電 源
USB給電(USB2.0のみ)
視野範囲(F.O.V:Field of View)
FBP-P5000i
低倍率 | 高倍率 | ||
---|---|---|---|
水平740µm | 垂直550µm | 水平370µm | 垂直275µm |
製品説明
VIAVIソリューションズ社のFBPシリーズ「FBP-P5000i」は、USBドライバをUSBシリアル・ドライバに変更することにより、ビデオ・エンコードをドライバに行わせることなく、明るさなどの処理を含めてハードウェア側でデジタライズし、より高い分解能に向上させ、処理能力の低いのスペックを持つPC(core-i3程度)でも軽快に動作できるようになりました。FBPシリーズの得意な光ファイバ・デバイスやリボン型(MPOやMT多芯ファイバ)を含む"メス”および”オス”コネクタの両方とも検査できる設計もそのままで、片手での操作をより直観的に扱えるように進化してきました。
そして、このモデルの最大の特長である部分は、型番のiとなっている意味=intelligent(インテリジェント)により、ファイバ・コネクタの端面検査と証明を業界標準(IEC)およびユーザ定義仕様を基準として自動的に行います。ボタンを押すだけで合否が瞬時に判明するため、主観的で時間のかかる推定作業が不要になります。また、P5000iならでは出来ることがもう1つ、他の製品との連携機能に優れています。SmartClass Fiber™製品やSmartOTDR、FVAiまたはFVDiシリーズと一緒に利用することにより、PC無しで光ファイバ端面の自動判定を行う事が可能となるところです。日本語の判定レポート生成にはPC接続が必須となります。なお、別途ライセンス料が必要なFiberChekMobile™が利用可能になると、AndroidタブレットやiOSのiPadやiBookなどで検査や観察、およびレポーティングも可能です。

FiberChekPROソフトウェアの基本設定の操作フロー

1.インターフェースの表示言語を選択可能(multi-language available)

2.画面の文字が小さい場合は拡大率を指定可能

3.マイクロスコープ設定でボタンの機能を選択可能

4.分析プロファイル設定では、自動判定基準の有効化や基準の編集などが行える

5.アーカイブ・オプションの設定で生成レポートの書式などを選択可能

6.光パワーメーター設定でMP-60などの製品動作を選択

7.会社情報では、判定レポート内のヘッダ部分に表示可能な会社ロゴなどの情報を記録可

8.作業内容では、判定レポート内の様々な説明欄にID番号をなどを記載可能

9.ジョブ定義画面では、メガネコードや多条多芯ファイバ向けワークフローを作成可能

10.単心光ファイバの自動判定「合格」後の画面・低倍率表示例

11.ストレージ内蔵製品(HD4iP)の判定データのインポート画面

12.単心マルチモード光ファイバの端面表示・高倍率表示例

13.単心マルチモード光ファイバの端面表示・低倍率表示例

14.単心マルチモード光ファイバの端面検査・自動判定直後の「合格」表示
FBP-P5000i 仕様
FBP-P5000i
- -
- -
- スタンドアロン動作
- 但し、SmartClassFiber製品で利用することにより使用可能
- PCへの接続
- SmartClass Fiberへの接続
- 対応プラットフォーム
- (Windows)FiberChekPROライセンス不要
(iOS/Android)FiberChekMobile要ライセンス - 合否判定
- 静止画キャプチャ
- ディスプレイ付
- なし
- Dual倍率の切替
- 本体でワンタッチ切替
- 焦点調整
- 手動
- 接続方法
- USB2.0
- 給電方法
- USBバス給電
- 検査TIP互換
- FBPTシリーズ
- カメラ種類
- 2560*1920ピクセル/B&W/CMOS
- 光源
- 青色LED, 100,000時間LIFE
- 粒径検出
- ≥ 1.0µm
- 視野範囲(低倍率)
- 水平740µm
垂直550µm - 視野範囲(高倍率)
- 水平370µm
垂直275µm