ION管理モジュール IONMM
LantronixIONMM, IONMM-232
IONMM:ION管理モジュールでIONカードのWeb管理でリンク・ステータスの確認、CLIアクセスによるデータの取得、SNMP v1/v2C/v3設定・IONシャーシ1スロット占有
- メーカー
- ラントロニクス社
- 保証・保守
- 5年間・センドバック
- 製品名称/型番
- IONMM, IONMM-232
- 寸法/重量
- 120g
- 電 源
- (IONシャーシより給電)
製品構成情報(SKU)
ION管理モジュール
型番SKU | ポート情報 | 対応シャーシ | |
---|---|---|---|
IONMM | (2)10/100Base-TX(RJ-45)およびConsole(USB TypeB) | ION219, ION106 | |
IONMM-232 | (2)10/100Base-TX(RJ-45)およびConsole(RJ-45/RS232) | ION219, ION106 |
製品説明
ION管理モジュール(IONMM)は1スロット設計のスライド・イン・カードでIONシャーシおよびリモート接続先の単体型メディアコンバータやNID(ネットワーク・インターフェース・デバイス)にインストールされている他のIONファミリ・スライドイン・カードのすべてを設定および管理することができます。 IONMMは、シャーシのバックプレーンに直接接続し、同じIONシャーシ内に接続されたそれぞれのIONスライドイン・カードと通信したり、遠隔地にあるデバイス(IONシャーシに構成されたスライドイン・カードを含めて)も、単体型のIONファミリのメディア・コンバータも含めて各種設定および管理することができます。管理トラフィックは、各通信カード自体の通信トラフィックとは異なる伝送経路を用いることで、通信トラフィックから隔離されますので、管理機能側の設定ミスや管理不能となったとしても、通信カードの本来の役目の通信機能を維持するために、IONシャーシのバックプレーンを介して送信されます。各種通信モジュールが送受信するデータ(お客様のデータ)は、バックプレーン上のトラフィックとは共有されません。その他すべてのIONスライドイン・カードの目的は、様々なデバイスとのネットワーク・インターフェースを提供することです。
IONシャーシ用の各スライドイン・カードは、特定の機能をIONMM経由で 制御することができる機能を持っています。ネットワーク管理者が設定し、IONMM 経由のリモ-ト IONモジュールのトラブルシューティングと監視を行うことができます。管理情報へのリモートアクセスは技術スタッフの派遣による現場コストを削減し、通信障害が発生した場合、詳細なSNMPトラップを受信することにより、障害発生箇所を見つけ出すことによって、平均故障時間を低下させることができます。
管理方法は大きく分けて3つの方法があります。1つはIPv4またはIPv6設定のいずれかによる、コマンドライン・インターフェース(SSHv2またはコンソール・アクセス)による管理、もう1つはhttpまたはhttpsによるWebページ・アクセスによる管理、そしてSNMPプロトコロル(v1/v2C/v3)による管理です。SNMPプロトコル対応のサードパーテイ・ソフトウェアを運用中ではないお客様の場合、無償で添付されてくるJavaソフトウェアによって動作するfocalpointソフトウェアを利用することが出来ます。そうでない場合は、Web管理をすることが最も簡単です。CLI管理によるコマンドを覚えるのは、どちらかというと難しいため、忌避されることが多いですが、セキュリティ確保や操作を難しくすることで、運用管理を工事会社が行うという手段にもしばしば利用される場合がありますので、ケースバイケースで顧客の回線所有者や契約者に合わせて管理方法を検討することが重要です。
冗長電源動作について
- IONカードのバックアップ/リストア/アップグレード
- 管理アクセスの様々な方法を提供
- 2ポート10/100Base-TX Ethernetインターフェース
- USB コンソール・ポート
- 1スロット設計
- セキュリティ機能搭載
- ユーザー管理の拡張
- Syslog (システムのログ取得)
- IPアドレスモードを多数搭載 (IPv4 / IPv6、DHCP、スタティック、Bootp)
- SNMP v1, SNMP v2c, およびSNMP v3 サポート
- SNMPコミュニティ名の複数指定に対応
- Public と private MIB のサポート
- メーカーオリジナルのSNMPソフトウェア「focalpoint ver3」が無償で付属
管理アクセスの様々な方法を提供
- USBポートにて、端末エミュレーション・プログラム(ハイパーターミナルまたはTeraTermなど)を実行して、ローカル接続されたワークステーションを介してコマンドライン・インタフェース(CLI)にアクセスすることによってIONMMを管理できます。但し、一部のカード・モジュールまたは電源モジュールのコンフィグレーションはCLIコマンドだけでは完結できず、Webページ経由での操作を必要とするものがあります。
- 2つのEthernetポートのどちらかに接続したEthernet経由にて、リモート接続されたワークステーションを介してSSH接続によるコマンドライン・インタフェース(CLI)にアクセスすることによってIONMMを管理できます。但し、一部のカード・モジュールまたは電源モジュールのコンフィグレーションはCLIコマンドだけでは完結できず、Web経由での操作を必要とするものがあります。
- 2つのEthernetポートのどちらかに接続したEthernet経由にて、リモート接続されたワークステーション上で実行中のJavaを介してIONMMのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(focalpoint3.1=fp3.1)にアクセスして管理することができます。fp3.1とweb管理で異なる点は、シャーシ一覧表示時にグラフィカルで可視化できるか、テキストのみかの点のと、SNMPトラップ・ビューワを管理PCで受信できる点です。
- 2つのEthernetポートのどちらかに接続したTCP/IPネットワーク経由にて、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP) を介してIONプラットフォームを管理するユーザーに対して、publicおよびprivate 管理情報(MIB)の両方を統合して使用することができます。サードパーティ製のSNMP管理ソフトウェアを利用することが出来ます。